東京ベイコート倶楽部に泊まってきました。
完全会員制のホテルでメンバーとゲストの方以外、入ることはできません。
東京ベイコート倶楽部では、タイムシェアリング・システムというものを導入しています。
リゾート施設を共同で所有し、一定の期間だけ利用する権利を購入することができたら、という発想が生み出した、実に合理的なリゾートの所有システムです。つまりは、「時間区分によるリゾート施設の共有制」。長期間使用しない部屋のお手入れや、想像以上にかかる維持費、さらには盗難や災害などの不安からメンバーのみなさまを解放する理想のシステムとして、アメリカをはじめ、世界有数のリゾートで採用されています。欧米発想のこのシステムをベースに、東京ベイコート倶楽部では、独自の利用保証制度を確立いたしました。
参考引用:年間24日の完全利用を保証する「タイムシェリング・システム」(東京ベイコートホテルHP)
東京ベイコート倶楽部では年間24泊と12泊の2つのタイプがあります。
持分権利を明確にするため、それぞれの占有日は、不公平のないようカレンダーで特定され、24泊タイプは15年間、12泊タイプは30年間で一巡するというシステムです。
また、東京ベイコート倶楽部では、1室をシェアするのではなく、「フロア」をシェアします。
フロアをシェアすることで、利用目的や宿泊されるご人数、窓越しからの眺望など、気分に応じて「ツインベッドルーム」「ダブルベッドルーム」「和洋室」「2ベッドルーム」というフロアごとにある4つのタイプからご自由にお部屋を選択できます。 参考引用:年間24日の完全利用を保証する「タイムシェリング・システム」(東京ベイコートホテルHP)
どこまでも、よく考えられたシステムです。
気になるお値段は、ロイヤルスイート、ラグジュアリースイート、ベイスイートの3種類のクラスで、まず値段が変わってきます。また、階数が高いほど、値段は跳ね上がっていきます。
ロイヤルスイートの23階(販売されている階数の最上階)の年間12泊タイプのお値段は、なんと約2,400万円。24泊タイプともなれば、約4,500万円です。
しかしながら、全てのクラスが完売となっているのだから驚きです!(私はゲストでお泊りしてきました)
東京ベイコート倶楽部の設備はこのようになっています。
★どの層からも美しい夜景が見渡せる、コロシアムのような3層のフロア。
★100m真下が見えるガラス張りの床のマディソンラウンジ。
★メンバー同士の社交場として優雅な時間を過ごすことのできるメンバーズモナークバー。
★特に有名なのがザ・ベイコートスパ。
異常ともいえる高額な会員費ですが、高い金額を払って手に入れた宿泊権利のすべてを自らのために使うわけではないみたいです。
彼らがこのベイコートに招待するのは、仕事での交渉相手。
ビジネスでの重要な局面、最大のチャンス、絶対に逃すわけにはいかない。
そんなとき、交渉相手に提供するのがこのホテルなのだそうです。
0コメント